軽自動車バンの荷台に載せていたテーブル。
それは、昨年末、友人から、
家庭パーティーで使うから貸してほしい
と言われ、
しばらく貸していたコタツテーブル。
60センチ角のコタツだけど、型が古く、配線コードもないので、コタツとしては使用できないもの。
パーティーが終わり、今年初めに返却されても、しばらくバンの荷台に積んだままだった。
先日、ちょっとした用事で京田辺に行った折、
お腹が空いたので、小ぢんまりした喫茶店に入って食事した。
軽食を食べ、コーヒーでも注文しようかと思った時、
喫茶店オーナーの娘らしき人が入ってきて、
フリマの話をし出した。
このあと、フリマに出品するらしい。
ところが、出品に陶器があるらしく、地べたに置くのははばかられるので、
何か、ちょうどいい台はないかしら、
と話していた。
しばらく話を聞いていたが、お水を入れに来てくれた時に、
コタツテーブルで良ければありますよ、
と言うと、
ぜひ見せてほしい、
と言われ、
お店の外に出て、バンのハッチを開けてコタツテーブルを見せた。
娘らしき人は、
これならちょうどいい、ぜひ譲ってください、
と言った。
どうせ、このあと、粗大ごみに出すつもりだったので、
どうぞどうぞ、持っていってください、
と言って、コタツテーブルを渡した。
娘らしき人は、自分の軽自動車を持ってきて、そのテーブルを積み、
ありがとうございました。コーヒーをサービスしますので、飲んで行ってください、
と言ってくれた。
いらないものを、なぜか車に積んだままにしていたけど、
こんなこともあるんだなぁ、
と思った。
ガタがきて、引退間近だったコタツテーブル、
最後に一花咲かせたね。
